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アメリカのマイナスの世界から一転、世界も気温差も180度違うシンガ&カンボジアの旅へと移ります。 乗った飛行機はアシアナ。6時間乗ったというのに食事は後にも先にも1回だけ。サービスが悪いと言うわけではないけど、残りは水とオレンジジュース攻めという、ちょっと閉口気味でした。 シンガ経由で行ったのですが、まずシンガで1泊。シンガの同僚の計らいで1泊お世話になることに。深夜到着、早朝出発にも関わらず泊めてくれた先輩に感謝です。しかもものすごい豪華アパートに写真撮影大会の始まり。 次の日は5時起きの飛行機でシェムリアップへ。寝たのか寝てないのかわからない状態で空港へ。乗った飛行機がカンタスの傘下、史上最安(自分基準)の航空会社JETSTARだったため、記憶がおぼろげながらも無事に飛びますように・・・と心の中で必死に祈ってました。 着く頃には日が昇り、空から眺める景色は何ともいえない神秘的な美しさ。無事に到着してビザを取得、観光客は西洋人もいっぱいでした。 現時手配でお願いしていたガイドさんと合流し、まずはホテルチェックインだよね・・・ と思いきや、 「まずアンコールワット観光をします。」 との事。ええっ。っと驚愕する自分たち。慌てて日程表を確認すると、どうやらホテル休憩は昼らしく、早朝からシェムリアップのメインイベントに突入。急いで日焼け止めを塗りました。真冬では考えられない暑さが車の外から感じてます。 ガイドさんは22歳のかわいい男性。アンコールワットに行くまでアンコールワットの歴史について語ってくれましたが何と難しい。ラーマヤーナとかマハーバーラタの叙事詩の説明をしてくれるにもかかわらず、4時起きの自分たちは正直頭に入らず、頷くだけで精一杯でした。 アンコールワットに到着。朝8時だというのに既に炎天下です。 でもまだ今日は涼しいそう。ガイドさんの丁寧な説明で自分たちは遺跡の一つ一つについて勉強しました。特に壁画や銅像は一つ一つに意味があったり、叙事詩の一部を再現したものだったり、見所がありました。やはり初めての場合はガイドさんから説明を聞くのが一番です。だって個人で来てたら、重要な見所ポイントにも拘らず素通りしてたと思うし。 アンコールワットは最初はヒンズー寺院で仏教寺院になった寺院。今も仏教寺院です。壁画はいろんな神様がいて、いたるところで女神を見ました。結婚している女神やそうでない女神の区別の仕方など、一つ一つの彫刻の顔が違っていました。この女神は歯を見せて笑っている女神。歯を見せて笑っている女神は珍しいそうです。 第2,3の回廊へ上がるにはこの急な階段を上らねばなりません。この急な階段を昇るコツは「下を見ない。」当たり前だけど、気になって振り向く人、多いんですよね~。怖がる自分たちにガイドさんが「少し緩やかなところ」といってくれた階段がこれ。ちっとも緩やかじゃないんですけど・・・?とりあえず必死の思いで上がりました。 上ったご褒美がこの素晴らしい景色!風通しもよく、見晴らしも最高。周りに高い建物もなく、遠くまでカンボジアの森が見えます。これは生きててよかったと思う瞬間です。 その頂上では日本人の高校生が「翼をください」やいろんな歌を歌って、周りの観光客から拍手喝采を浴びてました。こんなところで日本の歌が聴けるなんて・・・とちょっと写真をパチリ。 しかもアンコールワットの回廊の上で、な、なんとうちの会社に出入りしている韓国の旅行社さんと遭遇!こんなところで~と大盛り上がりしちゃいました。人生、何があるかわかりません。こういう高いところでの偶然の出会いって多いです、自分。 こうして念願のアンコールワットの見学は約2時間くらいで終了。終わる昼ごろにはさらに気温が上がってて、朝来てよかった~と思ったのでした。何といってもスケール大きい!信仰の厚さが伺えますね。12世紀のものがいまだにこうして現存しているのかと思うと、歴史の残したものって偉大だなあと感心しちゃいました。 そしてこの後は昼食へと移動したのでした。
by hucali
| 2007-03-12 00:41
| 旅。
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